歯列矯正(インビザライン)で医療費控除を申請する方法 準備編

こんばんび!
もうそろそろ年末ですね、いやいや、今年めちゃくちゃ時間が経つのが早くないですか?
気が付いたらもう年末です。

 

テレワークやら自粛やらで、今年なーんもできずに終わっちゃったなあ・・・
いや待てよ!インビザラインを始めたじゃないですか!

そうでした、歯列矯正という人生のターニングポイントを迎えておりました。(笑)

 

さて、年末といえば、確定申告、医療費控除の準備です!
私も粛々と始めております。

この記事では、私自身の備忘録も兼ねながら、医療費控除申請の準備から申請の流れについて、紹介していきます。

 

この記事は、準備編です!実際はまだ医療費控除の申請までに時間はありますが、それまでに何をすればいいのか、この記事で紹介していきたいと思います。

 

そもそも、医療費控除とは?

医療費控除とは、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が、ある金額を超えたときに、手続きをすることで税金が安くなるというものです。
実際にどの控除になるのかというと、「所得控除」です。
サラリーマンであれば、給与から天引きされた税金が還付金として戻ってきます。(自営業の場合は税金の負担が軽減されます。)
あまり難しいことは考えずに、「お金戻ってくるんだー」くらいでいいと思います。(適当)

 

手続きの期間は基本的に2月16日~3月15日です。
この期間に手続きを完了する必要があります。


ただし、医療費還付申告、つまり医療費控除の申請の場合はこの期間外でも受付可能です。ちなみに、過去5年前のものまで申告できます。

 

歯列矯正で医療費控除できる?

そもそも、医療費控除って、治療したものに対して控除されるんじゃないの?と思う方もいると思います。
確かにその通りです。審美目的の歯列矯正は医療費控除の対象外です。
しかし、例えば上顎前突というように、診断書もしくはそれに近しいものがあれば大丈夫です。


私は上顎前突です。。。出っ歯。。。

もし、税務署から診断書を出せと言われたら、担当医に遠慮なく言いましょう。基本的には出してくれるはずです。

かみ合わせを直したり、受け口や出っ歯を直すことは立派な治療です。遠慮せずにしっかり申請しましょうね!


医療費控除額の計算方法

基本的に、医療費控除の額は、


(年間で支払った医療費)-{(保険金で補填された金額)+(10万円)}=医療費控除額

 

です。

例えば、私の場合(歯列矯正のみ、かつ年収200万円以上)

1000000 -{(0)+(100000)}= 900000 = 90万円

です。
実際は、皮膚科に行ったり内科に行ったりで、もっとかかっていますが、歯列矯正のみの場合はこうなります。

 

ただし、これは1年(1月1日~12月31日)で支払った金額です。
例えば、2年にわたって50万円ずつ支払った場合、1年につき

500000 -{(0)+(100000)}= 400000 = 40万円

となり、2年で80万円になります。

 

あれ・・・?気づいた方いらっしゃいますか?そうなんです、1年で払いきったほうが、年をまたいで払うよりも控除額が大きいんです。つまり、10万円多く控除されるということになります。

これ、結構大きいです。
もし、1年で払いきることができる場合は、ぜひそうしてください。

そんなの無理だ~という方、安心してください。確かクレジットカードで分割している場合は、100万円で申請することができたような・・・。


この計算方法、全員に当てはまるわけではありません。
その年の所得が200万円未満の場合は、その所得の5%の金額が、医療費控除の額になります。
5%なので、所得の金額に0.05をかければOKです。

 

医療費控除で申請していい項目、費用は?

医療費控除で申請できる費用は、

  • 歯列矯正代
  • 抜歯代
  • 通院の度に払っている金額
  • 薬代
  • 通院にかかる交通費

等です。

 

まさか通院のときの交通費まで支払われるとは!驚きです。
交通費の領収書は発行されないことがほとんどなので、片道いくらかかったのか、乗車駅、下車駅を記録しておきましょう。

 

医療費控除に必要なもの

医療費控除に必要なもの、それは「領収書(レシート)」です。これがないと始まりません。絶対に、絶対に捨てないでください。

歯科でもらった領収書はあまり捨てたりはしないでしょうが、例えばドラッグストアで買った医薬品の領収書、これは捨てがちですよね・・・一年分となればけっこうな額になりますので、捨てないように気を付けてくださいね!

 

詳しくは申請編で書くのですが、ざっくり必要なものは以下の通りです。

  • 領収書(レシート)
  • 源泉徴収票
  • マイナンバー
  • 申請書関係(ダウンロードや税務署でゲット)

 

一番必要なのは、やっぱりレシートですね。2月になって慌てなくてもいいように、今のうちにしっかり準備しておきましょうね!


まとめ

今回は準備編でした!自分で調べてまとめていくと、「へぇ~知らなかった!」となることが多かったです。(笑)
迷わず申請しようかと思います。
還付金、何に使おうかな~(笑)

次回は実際の申請の流れについて紹介しますね!ぜひお時間あるときに読んでください!

 

2021年01月20日追記

確定申告書の作成方法に関する記事を作成しました。国税庁の確定申告書作成ツールの使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

絶対これでやるのが楽だと感じました。

手順や、準備物も載せていますので、ご一読を!

invisalign-changes-me.hatenablog.com

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